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登山・ツーリング・ロードバイクそれぞれで活躍する無線機とは?

登山・ツーリング・ロードバイクそれぞれで活躍する無線機とは?

無線機は、どんなシーンに使うことを前提しているのかを知ったうえで選ぶと、便利かつ安全に確実に連絡が取れるツールになります。
中でも登山・ツーリング・ロードバイクでは良く利用されています。それぞれのシーンでマッチする無線機はどんな機能がついているのでしょうか。
選ぶときにチェックしておきたいポイントを紹介します。

登山は電波が届くことを大前提にして選ぶ

最近は登山ブームで山に入る方も、年齢問わず多くなっています。山もメジャーな整備された観光向けから、玄人好みの自然が残った静かな山まであります。
明確な山道があればいいのですが、多くの山は木が覆い茂って山道も曲がっているので、視界が先までないことも多いです。
仲間とペースが異なれば距離を開けて歩いたり、チームに分かれて歩くこともあります。

このときに活躍する連絡ツールが無線機です。
山で活躍するタイプは、電波の出力が高いものです。
遮るものが多いので電波がスムーズに入ってこない地形です。
その中で電波をキャッチするには、電波発信力や受信力が高いことが大前提です。せっかく持っていても繋がらない、雑音が多くて聞こえないのでは意味がありません。登山向けなら、まずはシンプルに高出力の無線機がおすすめです。

しかし、そうなると無線の免許が必要になることもあるので、免許があるかないかでも選べる範囲が異なってきます。
また、登山では雨や川や滝など水との接触も多いので、防水性が優れていることも大切なポイントです。
さらにもう1つは電池の持ち時間です。登山は半日や日をまたいでとなることも多いと思いますので電池の減りが早いと、肝心の場面で電池切れで役立たないとなってしまいます。そんなことがないように、省電力設計で電池が持つことも確認する点で、バッテリーも予備を持っていくことは忘れないようにしましょう。

ツーリングのときには運転に支障がないことが必須

ツーリングでも仲間とはぐれないように連絡を取り合うことが重要です。
道の確認や休憩を取るなどの連絡は、後ろを見ながら運転はできないですし、走りながらしゃべっても聞こえませんので無線機は必須アイテムです。
ツーリングのときには両手で運転するので手は使えません。
そこで活躍するのがツーリングオプションつきの無線機です。

詳しく紹介しているブログはこちら
https://www.rentceiver.jp/blog_15042701/

無線機を選ぶときには話したいときだけ、相手にボタン付きのものがおすすめです。
常に電波が届くようでは絶えず耳に音が届いてしまいます。
騒音や息遣いなどが相手の耳に届き続けるのも疲れてしまいますし、負担になります。必要なときにボタンを押すだけで会話ができれば簡単で運転にも支障がないですし、耳への負担も軽減できて便利です。
さらに複数人で無線を使うときには、電波を送る範囲が広くなりますので、デジタル簡易無線やアマチュア無線のほうが安全です。

走る場所によっても選ぶべき機種が変わってきます。
海沿いや高速道路のような電波を遮るものがなければ、電波の出力は低くても問題ありません。
これが山間やビル群になどになると、電波が弱いと届かないことも出てきます。
その場合は特定小電力無線では弱いので簡易電波無線にするほうが良いでしょう。

ロードバイクでは耐久度も確認しよう

健康志向の高まりで本格的なサイクリングを楽しむ方も増えています。
自然の中をロードバイクで走れば、自然の美しさや風を感じつつ、健康にも一役買ってくれます。
仲間や家族と一緒に楽しむことも多いですが、そのときに声では届く範囲が限られてしまいます。
スピードが出て音も大きくなるので、会話には無線機を活用したほうが快適で確実です。
ロードバイクに乗っているときに使うときは、手を使って操作はできません。
ヘルメットにマイクやイヤホンをセットしてやり取りをします。
そのため、自分の使っているヘルメットへの装着が対応しているかや、ズレない装着力の高さもチェックしておきたいポイントです。

さらにイヤホンやマイクは取り付けて重いようでは、長時間使っていると疲れてしまいます。
軽量でしっかりと固定できる、そして風に直にさらされるので丈夫であることも重要です。なお、イヤホンやインカムは条例によっては両耳で外の音が聞こえないと罰則対象になる場合もあります。
片耳タイプや、外の音も遮らないものを選んでおくほうが安心です。
電波はバイクほど距離が離れることはないでしょうから、特定小電力無線機や簡易タイプでも十分でしょう。
外せないポイントは、風や気温、湿気がダイレクトに影響するロードバイク用だけに、それらを考慮した設計になっているかです。耐久性がロードバイクでは欠かせません。

無線機と言っても仕様や電波の出力に違いがあります。
使う場面や場所によって適切なものを選ぶことで、利便性が変わってきます。
また、一番の役割でもある確実に連絡が取れる、肝心な働きでも差が出てきます。
そのため、購入する前に使う場所、人数に適した機種を探しましょう。さらにほかのメンバーと、使っている電波をそろえることも忘れないようにしましょう。

 

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