IP700New!

IPトランシーバー
通信範囲:日本全国通話圏内
- スピーカーマイクロホン
- タイピンマイクロホン
- バッテリーパック
- ベルトクリップ
- 充電器(ACアダプタ付)
- DUALモード IPトランシーバーとデジタル簡易無線、両方の受信/送信を同時に行なうことができます。
- LTEモード キャリアのLTE回線を経由して通信するため、端末の位置に関わらず、携帯電話の通話エリア内であればどこにいても通話できます。また、電話のような相互同時通話が可能です。
- DCRモード 無線機同士で直接通信するため、ほかのインフラに依存せず、電波が届くかぎり(見通しのよい環境で数キロ程度)通話することができます。
寸法 | 140.5(H)×61.7(W)×42.8(D)mm (BP-303装着時、アンテナ除く) |
重量 | 約320g (BP-303装着時) |
IP700はIPトランシーバーとデジタル簡易無線機(登録局/免許局)が一台になった業界初※のハイブリッドIPトランシーバーです。※2020年3月現在、アイコム調べ。
通信モード
▸ IPトランシーバーとして使用!
キャリアのLTE回線(auまたはNTTドコモ回線)を経由して通信するため、携帯電話の通話エリア内であれば、日本全国をカバーできるワイドな通信エリアが特徴です。
地下と地上など電波が届きにくい場所や、入り組んだ建物内などでも安定した通話が可能。
更に相手が話し終えるのを待たず、電話のように相互に同時通話することができます。
▸ デジタル簡易無線機として使用!
無線機同士で直接通信するため、災害時などにも電波が届くかぎり使用できます。
過疎地や山間部などの不感地帯でも他のインフラに頼ることなく通話が可能です。
性能
▸ レピーターモード
①既存のデジタル簡易無線での連絡網をさらに拡張!
IPとDCRの通信が可能になり、DCRとDCRの通信エリアの拡張が可能
既存のデジタル簡易無線機による通信網を活かしながら、広域通信を可能にします。
例)山間部などの電波の入らないエリアではデジタル簡易無線専用端末を利用し、ほかの拠点にも連絡する必要がある管理者はIP700でDCRの通信を聞きながらLTE回線で他拠点と連携するなどの使い方ができます。
携帯電話網の圏外や、LTE回線のトラブル時もデジタル簡易無線で連絡できます。
LTEの電波が入りにくい地下倉庫内などで通信するときや、イベント会場などでLTE基地局に想定以上の通信アクセスが集中(輻輳)しているときも、DCRモードで通信を確保できます。
仕様
サイズ | 140.5(H)×42.8(D)mm (BP-303装着時、アンテナ除く) |
---|---|
重さ | 約320g (BP-303装着時) |
運用時間 BP-303 送信5:受信5:待受90 |
LTE:約25時間(電波の強いエリアで使用) |
DCR:約15時間(送信出力1W)/約13時間(送信出力5W) | |
デュアル:約10時間 | |
運用時間 BP-303 DCR送信5、LTE送信5、 DCR受信5、LTE受信5 |
レピータ:約11時間(中継時間20%、残りスタンバイ80%) |
レピータ:約7時間(中継時間50%、残りスタンバイ50%) | |
レピータ:約5時間(中継時間100%、常に交互に中継した場合) | |
音声出力 | 1500mW |
防塵・防水性 | IP67/57/54 |
その他 | 緊急呼び出し機能(マンダウン、ローンワーカー) |
GPS | |
録音再生 | |
Bluetooth | |
バイブ | |
VOX |
IP500H

IPトランシーバー
通信範囲:日本全国通話圏内
- リモートスピーカーマイク
- 2ピースイヤホンマイク
- バッテリー
- ベルトクリップ
- 急速充電器(ACアダプタ付)
- au 4G LTE※(800MHz帯)回線を使用し、日本全国をカバー ※au 4G LTE(800MHz帯)の電波到達範囲が通話エリアとなります。
- 同時通話・多重通話に対応のIPトランシーバー 同時通話対応で、携帯電話と同じように、自然なやりとりが可能。 また、多重通話対応で重要な連絡を割り込んで伝えることも可能。
- 業界最小クラスのコンパクトサイズ
- IP67防塵・防水性能を備え、屋外や水にぬれやすい環境でも気にせず使用可能
- 個別・グループ通話にも対応
- 本体のみで同時通話を可能にするエコーキャンセラー機能搭載。
- 着信を振動で伝えるバイブレーション機能。
- プリセットの文字情報を送信。
- 緊急速報の受信に対応。
寸法 | 約59(W)×95(H)×32(D)mm |
重量 | 約240g (BP-272、アンテナ装着時) |
イベント、警備、マラソン大会、撮影現場 等 様々なシーンでご利用頂けます。
IP無線機のIP500Hは、一般的な無線機と違いau4GLTEを利用していることから大きな注目を集めています。 LTEを採用した無線機では最小クラスのコンパクトなボディに、便利な機能が満載のインテリジェンストランシーバーとして導入事例が増えています。 今回は、そんなIP500Hの製品情報や使用方法について探って行きます。
au4GLTEでどこでも繋がる
IP無線機のIP500Hの製品情報で最も注目されるのが、一般的な無線機のような電波を使用せずスマートフォンなどで採用されていることから御馴染みのau4GLTEのモバイルデータ通信を利用して通話が行われるため、アマチュア無線の免許が不要で使用できるところです。話した音声はコンパクトなパケットデータに変換されてインターネットを通じて相手先の端末まで届けられ、再び音声データへと変換されて聞こえると言う仕組みです。
au4GLTEの対応エリアは北は北海道から南は沖縄まで日本全国を網羅しており、どこでも安定して繋がるのはもちろんのこと、無線の電波ではありがちな距離や山間部などの制約も一切受けないことから、どんなに離れていても情報伝達を行うことが可能です。
au4GLTEは独立された800MHz帯の電波を使用しており、他の無線と周波数帯が重ならないことから電波干渉による接続性の低下も皆無です。通常のIP無線機で通話を行うために必要となる伝送速度は音声の品質にもよりますが、低いものでも300kbps程度、速いものでは8Mbpsに達するものもあります。
そんな中でIP500Hが対応しているau4GLTEは下り最大で150Mbpsと高速通信が可能なことから、通常の通話には広いマージンで余裕のレスポンスが期待でき、通話の途中で途切れたり著しいノイズが混入することもなくクオリティを保ち続けることが可能です。
同時通話と多重通話でリアルタイムに意思疎通が可能
一般的な無線機では一方が話し終えてからもう一方が話さなければならない仕組みのため、次の発話を開始するまでにタイムラグを生じるのは避けることができません。特にリアルタイムに意思の疎通を行うのが重要なイベントや警備の現場では、意思疎通の一瞬の遅れが対応や判断の遅れに繋がりかねません。
そんな中でIP500HはIP無線機であることから、まるで携帯電話で話すような感覚で同時通話が可能でイベントや警備の現場でも進行を滞らせることなく、その一瞬を逃さずにリアルタイムに意思疎通を行うことが可能です。
また、複数の端末による多重通話にも対応しており電話会議のように使用できるほか、万が一の事態には他のスタッフ同士が通話しているところに割り込んで重要な連絡を伝えることもできます。
これらの全体通話以外にも個別通話やグループ通話にも対応し、個別の通話をすることが可能です。
従来型のIP無線機ではこれらの機能を利用しようとした際には通信速度が滞り、途中で音声が途切れてしまったりノイズが発生することも少なくありませんでした。
その一方でIP500Hでは下り最大150Mbpsもの高速回線のau4GLTEを採用していることから、複数の端末との同時通話を行ってもクオリティを損ねずにリアルタイムな意思疎通が可能です。
IP500Hは従来型の基本的には1対1でしか通話できなかった無線機とは大きく異なる多様な通話方法を持っていることから、利用シーンが広がります。
コンパクトなボディに豊富な機能を搭載
IP500HはLTEを採用したIP無線機の中では業界最小クラスのコンパクトなボディに、豊富な機能を搭載しています。
国際工業規格のIP67に準拠した防水、防塵機能を備え、試験用粉塵の中に8時間放置したり、水深1mの深さに沈めて30分放置した後でも無線機として正常に機能することを実験するテストをクリアしており、悪天候や砂塵の舞う場所など過酷な環境でも安心して使用できます。
バイブレーション機能で携帯電話の待ち受けのように本体が震えて着信を知ることができ、エコーキャンセラーでは音声が二重になり聞き取り難くなるのを防いでくれます。また、あらかじめ設定しておいたプリセット文字を送信して端末の液晶画面に表示させたり、自然災害などの緊急速報を受信することも可能です。
オプションパーツが充実しており、通常はコンパクトな携帯用のIP無線機として利用し、車内では内蔵のBluetoothで別売りのクレードルと接続すれば車載用のIP無線機として利用することも可能です。
また、通信拡張ユニットのVE-PG3をIP500Hに接続しLTEゲートウェイのIP500Gと組み合わせて、VoIPルーターを通せばIP電話、RoIPゲートウェイを通せば従来型のトランシーバーと通話することも可能で、古い無線機などの資産を活かしながらさまざまな形式を網羅した一元的な通話システムを構築することもできます。
IP無線機のIP500Hは快適に通話が行えるさまざまな機能を備えたインテリジェンストランシーバーとして単独でも優れた性能を誇っているのはもちろんのこと、オプションパーツを組み合わせればさらに利用シーンが広がります。 IP500Hは、レジャーで利用する一般ユーザーからイベントや警備の現場で使用するプロまで、全ての方におすすめできるIP無線機です。
IP501H

IPトランシーバー
通信範囲:日本全国通話圏内
- リモートスピーカーマイク
- 2ピースイヤホンマイク
- アンテナ
- バッテリー
- ベルトクリップ
- 急速充電器(ACアダプタ付)
- NTTドコモ 3G LTE回線を使用し、日本全国をカバー ※NTTドコモ 3G LTEの電波到達範囲が通話エリアとなります。
- 同時通話・多重通話に対応のIPトランシーバー 同時通話対応で、携帯電話と同じように、自然なやりとりが可能。 また、多重通話対応で重要な連絡を割り込んで伝えることも可能。
- 業界最小クラスのコンパクトサイズ
- IP67防塵・防水性能を備え、屋外や水にぬれやすい環境でも気にせず使用可能
- 個別・グループ通話にも対応
- 本体のみで同時通話を可能にするエコーキャンセラー機能搭載。
- 着信を振動で伝えるバイブレーション機能。
- プリセットの文字情報を送信。
- 緊急速報の受信に対応。
IP無線機とは従来の携帯電話キャリア網を利用して、通信免許不要で使用できる次世代型のトランシーバーのことです。
音声をパケットデータに変換して送受信する方法を採用しています。
IP501Hは2017年2月に登場したIP無線機のニューカマーです。
二つの大手キャリアに対応している
IP無線機の最大の特徴は特段の免許を必要とすることなく、大手携帯キャリアがカバーする地域であれば気軽に利用できる点にあります。
免許取得者を現場に配置する必要もなく、無線でのやり取りが必要なシーンで誰でも気軽に利用できるのが大きなメリットです。
しかし大手携帯キャリアであっても、公式にはカバーしている地域であっても天候や通信状況によっては常に同じパフォーマンスを発揮するとは限りません。
気軽に利用できるメリットを享受するには、それぞれの大手キャリアの通信状況は芳しくない地域を相互補完することが可能な状況にあることが望ましいといえます。
そこでIP501Hでは二社の大手キャリアの中から、選択することが可能な仕様を実現しています。
どうシリーズの残作の製品情報で明らかなように、auの4G・LTE回線を使用していました。
auの4G・LTE回線だけでも日本全国の広汎な地域に対応しておりほぼ十分なレスポンスは確保されていました。
今回新たにお目見えしたIP501Hでは、さらにNTTドコモの3G・LTE回線も利用可能になっています。
IP無線機を利用した経験のある方のなかには、カバー地域のはずなのに聞き取りやすさや通信状況に違いをかんじることはないでしょうか。
実は大手キャリアによって対応エリアの拡大方法に微妙な違いがあります。
そこで万が一の事態に備えて、選択できる形態大手キャリアをひろげることでさらに利便性が増したと評価出来ます。
様々なスタイルの通話方法を選択できる
ここでIP501Hの基本的な製品情報を改めて御紹介しましょう。
IP501Hは無線通信仕様でNTTドコモの3G/LTEとauの4G・LTEに対応しており、電源は定格7.4Vになっています。
サイズはBP272装着時で59*95*32mmで重量は240g、仕様温度範囲は-10度から+60度です。
スペック的に注目するべきなのは、多彩なスタイルでの通話が可能で、同時通話できる仕様になっているのも大きな特徴です。
同時通話といっても対象を色々に選択することが出来ます。
例えば通話対象を全体にすることも、一部のグループに限定することも可能です。
もちろん個別に使用することも出来ますが、複数人と同時会話できるので従来のIP無線機とは異なる使い方も叶います。
例えばチャットルームを利用している感覚で音声を交えて会話することができるので、電話会議などに代替するあらたなスタイルの現場での臨時対応会議などにも実力を発揮するでしょう。
さらにIP501Hでは割り込み通話機能も追加されています。
この機能は既に無線機同士で会話しているなかに割り込んでいくことが出来るという機能で、現場でスタッフが打ち合わせや会議中に緊急の連絡事項が必要なときに、現在の通話を終了して改めて会話の場を待つといった無駄な時間を省くことにつながります。
多人数の同時会話機能をはじめ、通話スタイルを選択できるので応用範囲が広いのは大きなメリットです。
防塵防水性能が高いので建築現場など外部でも大活躍
IP501Hの使用方法ですが、屋外で使用するときには本体を持ち出してハンディタイプ端末として使用することが出来ます。
自動車内などでは安全な使用方法を実現するために、クレードルなどのオプションを利用することで、スピーカーマイクで会話が可能になっています。
シーンにあわせて1台で2役の利用スタイルを実践できます。
ところで従来からIP無線機の需要は高く、屋外のみならず屋内でも活躍しています。
機器の性格上工事現場や交通整理現場で利用される機会が多いことから、屋外で多用される傾向が顕著です。
風雨や砂塵などは精密機器でもあるIP無線機にとっては天敵ともいうべき厄介な存在といえます。
そこで無線機メーカーでは厳密な防塵防水性能テストを繰り返し実施し、ハードな環境下でも使用に堪える性能の実現に取り組んでいるのです。
IP501Hは数あるIP無線機のなかにあってもトップクラスの防塵防水性能を誇っています。
防塵性能の面では通常の条件での使用によっても、砂塵がマシーン内部に混入することは無い品質を獲得している訳です。
また屋外では風雨のリスクが意識されるところですが、IP501Hの防水性能は、”一定期間水圧を一定時間かけても機能に支障がない”レベルとされています。
つまりIP501Hは、水中に放り込んで放置するといった極端な環境下でない限り、水を浴びても故障しないことを意味している訳です。
大手電話キャリアがカバーしていれば、免許不要で利用できるのがIP無線機のメリットです。
IP501HはNTTドコモとauの大手キャリア二社に対応しているばかりでなく、高い防塵防水性能を獲得しているので屋内外を問わずに活躍してくれます。
寸法 | 約59(W)×95(H)×32(D)mm |
重量 | 約240g (BP-272、アンテナ装着時) |
イベント、警備、マラソン大会、撮影現場 等 様々なシーンでご利用頂けます。