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無線機のマイクは場面に合わせたチョイスが必要!4種のマイクをご紹介

無線機のマイクは場面に合わせたチョイスが必要!4種のマイクをご紹介

無線機は実にいろいろな場面で使われます。
その無線機につけるマイクも当然、色々な場面に対応したものでないといけません。
外部に居ながらにして、的確に情報を伝えたり、伝達できたりするのがその無線機です。
マイクも当然多様なタイプで、外部で想像される障壁に対応させたものがたくさんありますのでそれを4種類ご紹介していきます。

「リモートスピーカマイク」

リモートスピーカマイクはマイクとスピーカーが一体で形としては大きめです。
無線といって思い浮かべるのがこれではないかというくらいオーソドックスなものです。

メリット:スピーカーというくらいなので、無線からの情報はスピーカーで出力されるため、無線機を付けていない人にも情報を伝えることができるのが特徴です。(情報共有)

デメリット:無線機を付けている人以外には知られたくない場合には向いていません。
ただし、イヤホンを装着すれば回避できます。マイク、スピーカー一体型で大きいため、多少なりとも大きくなります。

向いているシーン
工事現場や警備員など、ハードな現場や手袋を装着して使用する場合などに向いています。

「2ピースイヤホンマイク」

イヤホンに胸元にマイクを装着するタイプで、これもオーソドックスなタイプです。
2ピースに分かれているのでこれなら必要以上に情報が知れ渡るという心配はありません。その形状からオーソドックスなものの中でも秘匿性は高いです。いずれも騒音の激しい環境、屋外でも支障はありません。
イヤホンをしているから確実に情報が伝達され、スピーカーの出力で問題なく声が伝わります。

メリット:装着タイプなため、動きが多いとの使用に向いています。
秘匿性が高い。使用環境に関わらず使用できます。

デメリット:スタッフ要員が多い場合は拡散できるリモートスピーカマイクがおすすめです。

向いているシーン
講演会や結婚式場などスーツでスマートに見せたいビジネスシーンやイベントやレジャーなどで軽装時などにおすすめです。

「ヘッドセット」

皆様がご存知ではないかと思います。ヘッドホンとマイクがセットになっており、頭に装着をする形状です。
どれだけフィットして付けていたとしても長時間の着用は耳が痛くなってしまう、そんなデメリットを解消した物となっています。

メリット:アーティストがライブでつけている場合もあるように、それこそダンサブルな激しい動きにも対応しており、アクティビティ面で激しく動くならこのマイク。

デメリット:かさばる。

「エアーコンダクションマイク」

メリット:イヤホンですが音質が良く、マイクもハンズフリー式になっているのでかなりスマートな形状。
ハンズフリーながら小さい声でも拾ってくれる為に、秘匿性に優れている物です。
秘匿性を必要とする場面では活躍してくれる優れものの上に、ツーリングのオプションパーツを別途付けることで、ツーリングにも使用できるというほど汎用性にも優れています。

デメリット:ツーリングの場合、高速道路走行時、聞き取りにくい場合があります。

このように、オーソドックスなものからヘッドセットやエアーコンダクションマイクなど汎用性に優れたタイプもあります。
無線機もその場に応じたものが必要ですが、マイクもその場に応じたものを利用して円滑に事を進めたいものです。

無線機にはどのような種類があるのか他の記事で詳細は説明しているので、ここでは簡単にまとめておきます。

まずは、情報が来る重要な装置が無線機です。
遠くに情報伝達するのか、近くに情報伝達するのかによって使うものが変わってきます。
当然、スペック不足では機能を活かすことができないものなので気を付ける必要があります。
種類は特定小電力トランシーバー、簡易業務用無線、IP無線があります。

「特定小電力トランシーバー」

通信エリア100メートルが限度で、小規模イベントに向いています。
そして電池の消耗が少ないのがメリットです。

「簡易業務用無線」

基地局を設置すると範囲が広がりますが、設置しなくともある程度の伝達範囲の広さを誇っています。
また、電波の安定性が高いので屋内外問わずに使用することができます。
また、バッテリーも半日程度なら問題なく使用できる程度の大容量のものが多いです。

「IP無線」

携帯電話回線を利用した無線で、かなり広い範囲に使えます。
それこそ、数キロから数十キロ離れていても使うことができるものです。携帯電話を利用しているからこその最大の強みです。
ただし、携帯電話回線を利用しているので、電波が届かない、携帯電話では圏外になるような場所では使用できなかったり、場合によっては回線が混雑してしまうこともありますので、これが弱いところではあります。

無線機もマイクもイベントの規模や使用シーンに応じたものを選択して快適に使用しましょう。

 

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