レントシーバー

キャリアセンスは、譲り合い

知ってる人は知ってるけれど、知らない人はほんとに知らない。
今回は、ちょっとわかりにくい「キャリアセンス」の話です。

レントシーバーをご利用のお客さま、とくにイベントや警備みたいに人が多い現場だと、
「送信できないんだけど…」
「押しても止まるんだけど…」
って言われること、けっこうあります。

で、こういうときはほぼ 壊れてるわけでも、設定がズレてるわけでもなくて、
キャリアセンスが働いてるだけ、ということが多いです。

キャリアセンスってなに?

簡単に言うと、
「今、ほかの人が使っていたら自分は待つ」という仕組みです。

無線機が送信しようとしたとき、周囲で他の電波が出ていないかを自動で確認し、
使用中だと判断した場合は送信を待ちます。

別の言い方をすると
自分が話そうとしたときにまわりで誰か使っていたら「あ、今じゃないな」と無線機が判断して、ちょっと待たされる…そんな感じ。

割り込みや混信を防ぐための仕組みで、電波法の規則でも備えておくことが定められています。

この仕組みを身近なものに例えていえば…ボウリング。

一人でやっていたら好きなときに投げられるけど、何人かでやると順番待ちしますよね。

今投げていいかな?
あ、まだ前の人いるな。
じゃあ待とう。

だいたい、そんな感じです。

この「投げていいか確認 → OKなら投げる、ダメなら待つ」という状態が、キャリアセンスと似ているんですよね。人数が増えれば増えるほど、待ち時間が長くなる。それが無線の世界で起きている、というわけです。

※もちろん完全に同じではありません。あくまでイメージです。

イベント会場などでは特に登録局や特定小電力を同じエリアでたくさんの人が使うことが多くなります。しかも、「とりあえず1CHで」と始めがち。

そうすると、無線機が「今、誰か使ってるなー」と判断する時間が増えてしまい…
結果、「使えない…」と感じやすくなるわけです。

キャリアセンス対策

送信できない状態が続くときは、まずキャリアセンスによるものか確認してみましょう。
受信中を示す表示やランプが点灯していれば、周囲で電波が使われている可能性が高いです。

その場合、同じチャンネルにこだわらず、空いているチャンネルへ切り替えてみてください。
特に混雑する時間帯だけでもチャンネルを分けるだけで、通話はかなりスムーズになります。

ボウリングでも、混みすぎたレーンより、空いているレーンのほうが気持ちよく投げられますよね。
無線機も同じ。目的は「通信すること」なので、さっさと空いているところに移動する=チャンネルを変える!のが正解です。

キャリアセンスとのつきあいかた

キャリアセンスは、電波をケンカさせないための仕組み。

状況が変わるのを待って無理に使い続けようとするより、ちょっと譲り合えば、ちゃんと使えます。

仕組みを知ってチャンネルを上手に使い分ければ、インカムはもっと快適に使えます。 キャリアセンスを理解して、うまく活用し、インカムを存分に使ってくださいね!

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